【新刊案内】『Public Money』— 公共貨幣論のすべてを解き明かす本格書、ついに刊行!

・どうすれば国の借金はなくせる?

・「公共貨幣」でどのような経済政策が可能になる?

・電子公共貨幣(EPM)と中央銀行デジタル通貨(CBDC)は何が違う?

・「公共貨幣理論」は、どのような背景と思想から誕生した?

そんな疑問に明快に答える、世界初の本格的な公共貨幣の学術書が出版されました。

『Public Money: The Systems Solution to End National Debt, Banking Crisis, Built‑In Inequality, Inflation and Control by CBDC』(Springer刊)は、これまで複雑に語られてきた貨幣制度の根幹を、「誰のための経済か」という視点から、根底から問い直します。

著者は、公共貨幣理論の第一人者である山口薫氏と山口陽恵氏(当フォーラム理事)。


電子公共貨幣(EPM)とユニフォーム税制(統合取引税)いう革新的な構想を軸に、政府債務、金融危機、経済的不平等、インフレ、CBDCによる監視社会化の課題に対する実行可能な政策案を提示しています。

政策立案者、経済研究者、市民活動家まで——
公共貨幣の理論と実践を体系的に理解したいすべての方にとって、待望の一冊です!

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本書の概要

『Public Money』は、現代の貨幣・⾦融システムを根本的に問い直し、通貨発⾏を公的に運営する公共貨幣制度を提⽰します。無利⼦の公共貨幣が利⼦付きの債務貨幣に乗っ取られた結果、⾦融危機、政府債務の増⼤、格差の拡⼤といった経済問題が繰り返されることになりました。

本書は、新古典派経済学、ケインズ経済学、現代貨幣理論 (MMT)といった経済理論がなぜこれらの問題を解決できなかったのかを検証し、現⾏の債務貨幣制度に内在するシステム⽋陥を解き明かします。さらに、1929年の世界⼤恐慌や⽇本の「失われた30年」といった歴史的事例を検証し、主流派経済学のパラダイムに代わる代替理論を提案します。

『Public Money』は3部構成となっています。

第1部 エビデンス(データ検証)は、貨幣の定義と分類から始まり、その歴史的変遷を概観します。

第2部 アナリシス(分析)は主流派経済学の理論を批判的に分析し、その限界を明らかにします。

第3部 ソリューション(解決策)は公共貨幣システムへの移⾏ロードマップを⽰し、電⼦公共貨幣(EPM)という新たなデジタル通貨のシステム設計と、E P M によるユニフォーム税制(Uniform Tax System)の導⼊、およびそれらに⽴脚する新たな政策(イニシアチブ)を提⾔します。

最終章では、資本主義・共産主義といった「イズム(主義)」の経済に代わる「むらトピア経済(MuRatopia Economy)」を提唱し、真のデモクラシーの回復、持続可能な地球社会、そして「縄⽂⽂明」に⽴脚する東⻄⽂明の調和を⽬指す、新しい経済社会のパラダイムを提案しています。

本書は、現行の債務貨幣制度の経済政策を再考し、公正で持続可能な経済・未来社会を創造するためのタイムリーな提⾔となるでしょう。

各章要約(日本語・英語)

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