私たち公共貨幣フォーラムは
私たち公共貨幣フォーラムは、お金の発行のしくみ(通貨制度)について提言をしている団体です。
いま国は税収ではまかなえない支出分を、借金によってまかなっています。政府はこの1,000兆円を超える債務(2024年現在)の返済を先送り続けていますが、それらの利子は毎年、私たちの所得からとった税金から約8兆円を支払っているのです(国民一人当たりに換算して年間6.4万円の利息負担)。その額は、過去約50年間の累計で数百兆円にのぼります。もしこれだけのお金を福祉や医療、子育て支援や科学研究、奨学金などにかけることができていたなら、どれだけの人々を救い、生活を支え、社会をより豊かにすることができていたでしょうか?
しかしながら、私たちが現在使っている99%のお金は、日本銀行(中央銀行)や民間の銀行が政府や企業に貸し付けることで、利付き債務(借金)として生み出されています(これを「債務貨幣」と呼びます)。
経済に必要なこれらのお金を、自国の政府が全て無利子で発行すれば(これを「公共貨幣」と呼びます)、このような借金をする必要は全くありません。本来、必要のない利息を負担することはないのです。この方法は突拍子もないものではなく、アメリカではリンカーン大統領やケネディ大統領が実践し、多くの経済学者達が提案してきた方法(貨幣改革)なのです。
私たちは、この「公共貨幣」を一刻も早く、日本で法制化することを提言しています(法律に一文追加するのみ。)。これにより、指数成長的に積み上がる政府債務を「ゼロ」にし、来たる金融システム危機を回避し、インフレやデフレ、所得格差、人口減少といった諸問題を解決する政策プログラム「公共貨幣イニシアティブ」を提案しています。ご興味が湧いてきた方は、ぜひフォーラムの活動に参加していただき、希望溢れる日本の未来を一緒に創造してゆきましょう。詳細はホームページの各ページをご覧下さい!